主演:
古谷一行田中美里神山繁
导演:
山本厚
地区:
日本
年份:
2020
人气:
7
霧神神社の呪いか? 十八年前、神隠しにあった美青年が実の兄を次々襲う!  岡山県霧神村で起こった連続殺人事件に金田一耕助が挑む。犯人は十八年前神隠しにあい、行方不明になっていた真珠郎という美青年。わずか三歳で姿を消した真珠郎が、実の兄たちを次々と殺害する。  村には霧神神社の呪い伝説が伝わっており、村人は事件は呪いのせいだと恐れている。神出鬼没の真珠郎が犯行を重ね、捜査は難航する。  神隠しにあった少年が十八年の時を経て、なぜ殺人鬼として蘇ったのか? 霧神村で過去に恐ろしい惨殺事件があったことを知った金田一は、連続殺人事件との関連を推理する…  岡山県の山村を舞台にして、呪い伝説がミステリアスなムードを醸しだす舞台設定。本家と分家の血塗られた過去。横溝正史ワールドの王道を行く物語が登場!  岡山県・霧神村の大富豪、鵜藤家の三男・幸三(まるの保)が殺された。目撃者によると、犯人は鵜藤家の四男・真珠郎(山崎勝之)で、真珠郎は犯行後姿を消したという。  真珠郎の名を聞いて、一族は驚いた。真珠郎は十八年前、神隠しにあい、ずっと行方不明になっていたからだ。その時、真珠郎三歳。色が白く、青い瞳が特徴の美少年だったという。それが今なぜ実の兄を殺すのか?  二男で弁護士の乙骨研二(勝村政信)の依頼で、金田一耕助(古谷一行)が捜査を開始する。霧神村には霧神神社の呪い伝説が伝わっており、村に入った金田一に不気味な老婆(泉晶子)が立ちはだかり、命が惜しければ村から立ち去れと忠告する。  金田一は、乙骨と鵜藤家の分家の娘で、家事を手伝っている由美(田中美里)から、鵜藤家の複雑な家族構成を聞く。  鵜藤家は豊富に湧き出る温泉の権利を握り、その熱を利用した花の栽培で莫大な財産を成した。  当主の宗太郎(神山繁)には、本妻のハツ(浅利香津代)と妾の千代(山口美也子)がいるが、殺された幸三は千代が産んだ子だ。ハツと千代は幸三の葬儀の席で、宗太郎の遺産を巡って争い、お互いを口汚く罵った。  長男で市会議員の雄一(柄沢次郎)はハツの息子だ。雄一と幸三のそれぞれの嫁も、財産の取り分に目を光らせている。  そして雄一が、さらに乙骨が真珠郎に殺された。金田一も犯行現場で真珠郎の姿を目撃した。  三歳で神隠しにあった少年が、十八年の時を経て、なぜ自分の兄弟の命を次々と奪う殺人鬼になってしまったのか。金田一は岡山県警の河合警部(谷啓)と村の駐在、志村巡査(遠山俊也)と共に事件の謎を追う。  金田一は十八年前に、由美の家族が流れ者の一団に襲撃され、幼い二人の兄弟が惨殺されていたことを知った。村人は、真珠郎が起こした事件は、霧神神社の呪いだと信じ恐れている。  やがて、神出鬼没の真珠郎が潜んでいた洞窟が発見される。そこに隠されていたものは? 真珠郎の狙いは何か? 金田一は恐ろしい事件の真実に気付